リトアニア周遊記(2015.12)

投稿日: 作成者: siige
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リガのバスセンターから長距離バスに乗り、一路リトアニアのヴィリニュスへ。

15時半頃にリガを出発し、ヴィリニュスに到着したのは19時半過ぎ頃でしたので、タリン – リガとほぼ同じ程度の4時間ほどで到着しました。

ヴィリニュスにて滞在予定のホテルは旧市街にある為、バスターミナルから旧市街を抜けて歩いてみました。

 

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クリスマスシーズンだからでしょうか、イルミネーションが施された建物も。

 

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ヴィリニュスの旧市街も見所が沢山です。

旧市街としてはヨーロッパ最大を誇り、迷路のように入組んだ町にはゴシック、ルネッサンス、そしてバロック様式の建造物が多く残されています。

 

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見所の一つ、夜明けの門。

夜明けの門の教会にある聖母マリアの肖像は17世紀に描かれたもので、奇跡を起こす力があると言われています。

 

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妙にアーティスティックなマンションも聳えたっていました。

 

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話は飛んでしまいますが、バルト三国はどこもアルコールが安く、ビールは一本0.8e〜1.3e(100〜150円)位で販売されていました。

シードル(発砲リンゴ酒)などは1本0.5e(70円)位からありました。

東欧はやはりヨーロッパの中では物価が安いです。

 

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今回のホテルは旧市街の端にあるMabre Residence Hotel(マブレ レジデンスホテル)に滞在しました。

ロケーションは良く、歴史ある建物の雰囲気は独特で本当に素敵です。

3階建てという低層な作りではあるのに部屋は広く、スタッフも非常に丁寧で素晴らしいホテルでした。

朝食も満足感が高く、一つ一つの料理がとても美味しかったです。

内容は一般的なビュッフェ方式であり、特別感は無いのですが、他とは違う満足感がありました。

ヴィリニュスに滞在される際にはオススメなホテルです。

 

Mabre Residence Hotel

http://www.mabre.lt/

 

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翌日は早朝より散策を開始。

一番に立ち寄ったのは何故かチョコレート屋さん。

 

チョコレートナイーヴというお店で、チョコレートの製造・販売を手掛けながらも、リトアニアメイドのオーガニック衣類や雑貨などの取り扱いをしているお店です。

店員のお姉さんにお話を聞くと、『ウチのお店は2月に日本にチョコレートのイベントに参加するの。日本のクライアントとは数年前からのお付き合いをさせて頂いているけど、素敵な国よね。』と話を聞かせてくれました。

(もしかしたらポジティヴ解釈の可能性大。)

 

chocolatenaive(チョコレートナイーヴ)

http://chocolatenaive.com/

※すみません、上の画像はお店の写真ではありません。

 

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旧市庁舎です。

旧市庁舎はそもそもゴシック様式の建物でしたが、18世紀の終わりにクラシックな建物に改装されました。

かつては裁判所、財務室や武器弾薬庫などが置かれ、地下には刑務所もありました。現在は様々なイベントが年中開催されています。

(リトアニア情報観光局より)

 

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曲がりくねった路地は中世の雰囲気を楽しませてくれ、まるで童話の中の世界を旅しているようです。

散歩しているだけで、景色を見ているだけでワクワクドキドキしてしまう、不思議な魅力を持つ街でした。

 

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旧市街のお店、アトリエではリトアニアの様々な伝統工芸品を見る事ができました。

左側のオーナメントはソダスというリトアニアの伝統装飾です。

麦わらで作り上げられており、鳥などのモチーフが中心です。

中には立体的でシャンデリアのような凝った作品もあり、大きな作品は圧倒されるほどの迫力を持ちます。

 

右側の織物は旧市街にアトリエを構える織物作家さんの作品です。

ベルトやテーブルセンター、ブックマークなどを作り販売もされています。

リトアニアの伝統工芸を今に伝えるおばあちゃんの作家さんで、優しく可愛らしい方でした。

 

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ヴィリニュスで見つけた古着屋さん。

ヴィリニュス大学にほど近いからか、女の子が沢山出入りをする人気のお店のようでした。

 

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聖アンナ教会とベルナルディン教会。

旧市街の東側にあるこの教会は、15世紀末に建造されたゴシックの秀作といわれている建造物です

フランボワイアン式の華やかなファサードを持つ、この赤レンガ造りの教会は、その美しさからナポレオンが持ち帰りたがった、という逸話も残されています。

(リトアニア情報観光局より)

 

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ダウカンタス広場にある大統領官邸にもイルミネーションが施されていました。

 

〜大統領官邸〜

16世紀ごろはヴィリニュス司教の住居でした。18世紀にロシア帝国に支配されたときには、ヴィリニュス総督の住居となり、ロシア皇帝アレクサンドル1世やフランス王ルイ18世、ナポレオンなどがこの宮殿に訪問したと言われています。

1997年に改装され、それ以降はリトアニア大統領の官邸となっています。

大統領が官邸あるいは町にいるときは大統領の紋章の国旗が揚げられています。

(リトアニア情報観光局より)

 

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ヴィリニュス大聖堂方面に向かい歩いていると、遠目に可愛らしいクリスマスツリーが。

周りにはマーケットも催されている様子なので、後で覗きに行く事確定です。

 

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歩く度に発見があり過ぎる為、歩きすぎて足が疲れてきてしまいました。

という事でしばしの休憩。ヴィリニュスで一番小さいといわれるカフェへ。

確かにテーブル一つの4人席しかないとても小さなカフェでした。

 

こちらのカフェの売りは自家製マカロンとカップケーキ。

油脂分は使わず、香料なども天然素材もののみを使用するというオーガニックなカフェですので、自然派の方にもオススメです。

また、物販もしており、フルーツ&ナッツのバー、ピーナッツバターやジャムなどもお土産に買う事ができます。

勿論全て自家製との事です。

美味しくて可愛らしく、使い勝手も良い。なかなかにオススメなカフェです。

 

ティエ・ケペイェイ

http://www.kepejai.lt/

 

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カフェから出るとすっかり夜に。

先程見つけたクリスマスツリーの元へと向かいました。

 

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ヴィリニュス大聖堂の広場に飾られていたのは、とても可愛らしいイルミネーションクリスマスツリーでした。

ツリーの中には広場があり、子供たちを集めイベントが催されていました。

 

〜ヴィリニュス大聖堂〜

1251年、十字軍の弾圧から逃れるため、ミンダウガス王がキリスト教を受け入れて最初に建造した主教座教会です。

建物は18世紀に大改築が行われ、現在見られる姿となりました。

正面の屋根にある聖スタニスラウス、聖ヘレン、聖カジミエルの3聖人の像は、旧ソ連時代には撤去されていましたが、1996年に再設置されました。

(リトアニア情報観光局より)

 

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ヴィリニュス大聖堂広場から5分ほど歩いた近くの広場では、非営利団体による募金活動が行われていました。

覗いてみると、スープと引き換えに募金を募っており、せっかくなので少し協力(募金)をさせて頂く事に。

頂いたスープがビックリ美味しくて、もう一杯飲みたい!とさえ思わせてくれる程でした。

 

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一日の散策を終えホテルに戻ると、ホテルの中庭にもクリスマスツリーが!

居心地も良く、本当に素敵なホテルでした。

 

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翌日、この日はタリンに戻り、そこからヘルシンキへ戻るという大移動日。

早朝からバスの旅と相成りました。

 

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8時間のバスの旅を経て無事にタリンに到着。

この後はフェリーでヘルシンキへと向かいます。

 

ヴィリニュスの街は見るもの全てが興味深く、まだまだ歩き足りないし見たりないです。

もっとリトアニアという国を学び、また必ず訪れよう、そう思わせてくれる街でした。

 

続く

—–

リトアニア観光情報局

http://www.dtac.jp/baltic_eeurope/lithuania/

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